橋の架けかた

ケーブルエレクション(直吊り)工法

橋梁下の架設条件が、深い谷部や流水部など、ベント設置が困難な場所で、両岸に鉄塔やアンカーの設置が可能な場合に用いられる工法です。
鉄塔設備やアンカーブロックの強度計算はもちろんのこと、形状管理など、高度な技術が必要です。
施工方法は、架設用の吊り設備を組立て、鉄塔から張り渡されたケーブルからハンガーロープにより橋体を吊り下げながら架設します。

1鉄塔設備、アンカーブロック、吊設備を組立てる。

  • 鉄塔設備の組立
  • アンカーブロックの設置
  • アンカーブロックの設置

2架設部材をハンガーロープで吊下げながら架設する。

  • 上部工の架設1
  • 上部工の架設2
  • 上部工の架設3

3最後のブロックを架設後、キャンバー値を調整し、
高力ボルトにて部材を連結後、ハンガーロープを解放して完成。

  • キャンバー調整及び高力ボルト締付
  • 完成

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