新滝見橋上部工事

工事概要

  • 発 注 者近畿地方整備局姫路河川国道事務所
  • 工事場所自)兵庫県加東市上滝野地先
    至)兵庫県加東市新町地先
  • 工  期2018年10月4日~2020年1月31日
  • 形  式鋼3径間連続非合成鈑桁橋
  • 橋  長131.0m
  • 幅  員12.8m
  • 支 間 長39.5m+49.4m+39.5m
  • 鋼  重355t
出典:国土地理院ウェブサイトを加工して作成

新滝見橋の概要

加古川河川整備計画(加古川中流部(加東市・西脇市域)においては、平成16年台風23号により約600戸の浸水被害を受け、緊急的な治水対策を実施してきたが、その後も平成23 年台風12号、平成25年台風18号等による浸水被害が相次ぎ発生しており、早急な河川整備が必要となっている)と関連して進められている都市計画道路滝野梶原線が、加古川(34.6K)を渡河する老朽化した滝見橋(昭和4年完成 橋長109.0m)の架替工事です。

現場の特徴

早期の架け替えが望まれることなどから、一級河川加古川の出水期間においても施工が可能な方法として、河川区域外の両岸に設置した大型クレーン(650t吊オールテレーンクレーン)にて鋼桁架設を行いました。

架設状況

【架設状況】
クレーンベント工法にて架設
使用クレーン:650t吊オールテレーンクレーン
発注時は川の中に工事ヤードを増設する計画でしたが、大きなクレーンで川の外から架設する方法に変更しました。


【架設完了】
クレーンベント工法での架設完了
総鋼重355トンを約1.5カ月で架設しました。
鋼桁はスタンダードな構造であり耐候性鋼材というとても錆びにくい鋼材を使用しているため、塗装を行う必要がありません。


【床版打設】
床版とは、橋けたの上の車が走るための構造物で、一般的にコンクリートを使用します。
コンクリートは近くの工場からミキサ―車で運んできて、現地で固めます。



【完成】
本工事では、床版とその上の高欄まで施工を行いました。
この後、アスファルト舗装を行って、車や人が通行できるようにします。


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