橋梁事業実務の流れ【2 設計】

設計作業は大きく分けて、次の2種類に分かれます。
・詳細設計:発注者の仕様に基づき、設計図書(設計計算書、図面、数量計算書等)を作成する。
・照査設計:発注者より設計図書を受領し、施工のための照査を行う。

仕事の手順

詳細設計の場合
(1) 発注図書の確認

契約内容、基本条件、施工範囲、特記仕様書(発注された工事特有の仕様)、各発注先が制定している基準などの準拠資料を確認します。

(2) 構造の検討
輸送ブロックの割り方、主桁の配置、床版の形式等の検討を行います。
(3) 発注者との打合せ
設計の各段階で、発注者との打合せを行い、設計条件や設計方針、途中経過、結果について確認します。工程・材料・製作・架設も含めて打合せを行います。
※写真はイメージです。
(4) 設計計算書・設計図の作成
発注図書で確認した設計条件を基に、構造のモデルや荷重条件を適切に設定し、構造解析を行います。構造解析で算出した断面力や変形量を元に各部材の設計を行います。(必要に応じて、部材設計の他に、耐震設計、疲労設計などを行います。)付属物(排水装置、検査路など)の設計条件や設置条件を確認し、構造検討を行います。
※製作性・架設の条件も考慮して上記の検討を行います。
上記の検討を基に、設計計算書・設計図・数量計算書などを作成します。完成した設計図および数量計算書を工場へ配付します。契約内容、基本条件、施工範囲、特記仕様書(発注された工事特有の仕様)、各発注先が制定している基準などの準拠資料を確認します。
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照査設計の場合
(1)発注図書の照査
発注された橋梁特有の仕様(特記仕様書)、基本条件、施工範囲、各発注先が制定している基準などの準拠資料を確認します。
線形計算書・設計計算書・設計図などの照査を行い、設計の妥当性を検証します。 製作性・架設の条件も考慮します。
(2) 発注者との打合せ
照査結果を発注者に報告します。変更が必要な場合は、対策を提案し、打合せにより対処方法を決定します。工程・材料・製作・架設も含めて打合せを行います。
※写真はイメージです。
(3) 設計計算書・設計図の修正
設計計算書や設計図の修正を行います。完成した設計図および数量計算書を工場へ配付します。
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