風力発電所のできるまで
-環境アセスメント対象規模以下の場合-
風力発電所の建設には、事前検討による適地の選定、1年間の風況調査データの取得、
電力系統への連系協議などを進めていく必要があります。
事前検討・風況予測・立地条件
・電力接続枠の、
規制の確認等
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事前チェック項目
[1] 風況
NEDOの風況マップなどで、建設候補地の推定平均風速等や風向を確認。風況解析、台風シミュレーションによる極値風速の確認。[2] 立地
- ・最寄り民家との距離
- ・接続する送配電線までの距離(合計2MW以下であれば、最寄りの電柱に接続)
- ・国立・国定公園、景観条例、保安林などの規制
- ・環境影響調査(騒音、生態系、景観、電波、シャドーフリッカーなど)
[3] 土地の広さ(300kW機が1基の場合は30m×40m)
[4] 搬入路
[5] 自家消費の場合は、施設の電力消費パターンなど
事業性検討・工事費積算
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- ・風況データから、配置計画を策定したり、風車の要求仕様を決定
- ・発電量や工事費を算出し、事業性を検討し、最終的に採用する機種を決定
機種検討
風況データ取得(1年間以上)
電力系統連系協議
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発電電力を送電網に接続するにあたっての条件について、電力会社に検討を申込んだ上、検討してもらう
システム実施設計
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- ・風車の詳細設計
- ・地質調査および基礎の設計
- ・工事計画の策定など
運転開始
風力発電所のできるまで