製品・技術情報

橋梁事業に求められる時代のニーズを踏まえながら、製品および技術開発に努めています。
当社が開発した橋梁事業に関わる製品・技術について紹介します。

最新掲載情報ヒットロックK

ヒットロックKは、塗装された既設鋼構造物専用の高力ボルト摩擦接合面用に開発した錆促進剤です。
本技術では、既設構造物の接合面を電動工具で素地調整を行い、錆促進剤「ヒットロックK」を塗布することで赤錆を発生させて、設計で求められているすべり係数0.4を確保することができる技術です。
従来工法として、現場ブラスト工法が採用されていますが、本技術の活用により、研磨材の回収不要かつ騒音も小さくなり、作業効率が向上することで、周辺環境への影響抑制、工程短縮、経済性向上が図れます。

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製品・技術情報一覧

  • ヒットロックK

    概要パンフレット

  • NRアンカー、Rアンカー(抜き取り可能)

    概要詳細パンフ(NR)パンフ(R)

  • 鋼・コンクリート合成床版パイプスラブ

    概要詳細

  • らくらくブラケット

    概要パンフレット

  • アロンブルコート®Z-X、Z-Y工法

    概要パンフレット

  • スペースボックス工法

    概要パンフレット

  • ダブルツインビーム工法

    概要パンフレット

  • 高力ボルト(F11)の遅れ破壊への対応

    概要詳細

  • TMD装置「KOMET」

    概要詳細

  • 波形ウエブ複合橋

    概要詳細パンフレット

  • 鋼トラスウエブ複合橋

    概要詳細パンフレット

  • とらい工法

    概要詳細

  • SP床版ジャッキダウン工法

    概要詳細パンフレット

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らくらくブラケット

『らくらくブラケット』は、橋梁の落橋防止装置、およびその工事における課題を解決するために、『設計荷重別に規格化し設計された部材』を『適切に品質を管理された工場で製作』し、『現場において早く容易に取り付けること』を目的として、施工者の立場で開発した製品です。

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アロンブルコート®Z-X、Z-Y工法

アクリルゴムを用いたコンクリート表面保護材の特長は、(1)ゴム材料であるため伸び性能がよくひび割れ追従性に優れていること、(2)水蒸気透過性があることを挙げることができます。
それ以外にも(3)膜層のコンクリートへの付着耐久性が良いこと、(4)表面が劣化した場合その劣化層だけを清掃・目荒らしして塗り重ねができることなどがあります。

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TMD装置「KOMET」

近年、橋梁をはじめとする大型構造物は、設計・施工技術の進歩および高強度材料の開発導入に伴い、長大化・軽量化の傾向にあります。また、同時に社会的・経済的な情勢の変化により、合理化・省力化の要望に応える新しい構造も提案されています。
当社ではこれらの課題に対して、様々な技術開発を進めています。その一つが、風による振動を制御するTMD装置です。

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APSアンカーケーブル

APSアンカーケーブルは、亜鉛メッキPC鋼より線を工場で2重押出被覆し、圧着グリップでソケットに定着を行い、様々な施工環境や条件の下で使用できるようプレファブ化を図った高い疲労強度を有する構造ケーブル(SPSC)です。
国内外の斜張橋やエクストラドーズド橋をはじめ、ケーブル構造を持つ鋼・PC・複合構造物に適用されています。
一括架設が可能であることから、現場での省力化を推進し、工期短縮に寄与します。

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波形ウエブ複合橋

波形ウエブ複合橋は、プレストレストコンクリート箱桁橋のウエブを波形鋼板に置き換えた複合構造です。主桁自重の軽量化やプレストレス導入効率の向上、せん断抵抗性の向上、施工の省力化、これらに伴うコスト縮減などが可能となります。
波形鋼板は、三次元NC原寸システムと最新鋭のレーザー切断機により、高精度で切断します。

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鋼トラスウエブ複合橋

鋼トラスウエブ複合橋は、PC箱桁橋のコンクリートウエブを鋼トラスに置き換えた新しい形式の橋梁で、上部工の軽量化、施工の省力化、景観の向上等が図れます。
この形式の橋梁では、トラス材の格点部は構造的な重要部位であるばかりでなく、コンパクトで施工性にも優れた構造とする必要があります。
二面ガセット工法は、上記の要求性能を満たす格点構造であることが検証されています。

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鋼・コンクリート合成床版パイプスラブ

国土交通省 新技術情報提供システム NETIS登録:KK-040071-V(掲載期間終了)
パイプスラブは、リブとパイプ(構造用鋼管)とで構成された鋼板パネルがコンクリートと一体化する、リブ型の鋼・コンクリート合成床版です。長支間に対応でき、大きな耐荷力と高い耐久性を有しています

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高力ボルト(F11)の遅れ破壊への対応

昭和40年代後半~50年代初頭に架設された橋梁では、高力ボルトとしてF11Tが使用されているものがあります。
F11Tの高力ボルトは、高張力鋼特有の遅れ破壊の可能性があり、点検や取替えなどの対策が必要です。

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とらい工法

わたしたちの提案は、道路利用者や沿道住民の様々なニーズに応えるべく、日々更新・進化していきます。快適で安全な都市空間をつくるため、今後「とらい工法」の適用を積極的に提案していきます。

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連続合成桁へのケミカルプレストレス適用の研究

連続合成桁の中間支点付近に合理的にプレストレスを導入するための一方法として、膨張材を用いたケミカルプレストレスを有効に使用する方法があります。
当社におけるこの方法の研究・開発概要を紹介します。

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DASH工法(展開式交差点立体化工法)

「DASH (ダッシュ)工法」は、上部工に展開式防護化粧板、下部工に鋼製プレキャスト、アプローチに拡幅型EPS工法を採用することにより、交通規制期間を極力短縮し、短期間で施工可能な展開式交差点立体化工法です。 この工法は、歩道を縮小せずに、常時片側2車線通行を確保するため、施工による二次渋滞を緩和するとともに、周辺環境を維持します。 側床版を展開式防護化粧板内で施工することにより、車線および建築限界を侵さない施工が可能となります。 アプローチ部は、上部工の架設が終わるまで幅狭で施工し、架設終了後拡幅します。

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SP床版ジャッキダウン工法

「SP床版ジャッキダウン工法」は、従来の方法に比べてジャッキアップダウン量を90%以上低減できます。したがって、プレキャストPC版への橋軸方向のプレストレス導入を簡単に行うことができます。
また、プレキャストPC版の接合構造と施工方法を簡素化することにより、現場作業の単純化・省力化を図りました。さらに、プレストレスの効果により、接合強度と疲労耐久性も向上します。

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NRアンカー、Rアンカー

NRアンカー、Rアンカーは、アクリル樹脂系接着剤(以下、アクリル樹脂)を用いた新たな接着系あと施工アンカー工法です。
NRアンカーは通常の接着系あと施工アンカーと同様に、コンクリート構造物全般に適用可能で、長期的な使用を想定し、アンカーの撤去が不要な場合に適用します。一方Rアンカーは、仮設材等の取付けを想定し、アンカー撤去が必要になった際に抜き取り可能な仕様となっています。
アクリル樹脂は「低温下でも硬化可能」、「硬化時間が短い」、「アンカーホールが湿潤状態であっても水滴が除去されていれば施工が可能」等の特徴を有しており、NRアンカー・Rアンカーを採用することで、施工性の向上や工程短縮が期待できます。

詳細パンフ(NR)パンフ(R)

スペースボックス工法

スペースボックス工法は、RC橋脚の鋼板巻き立てを行う際、鋼矢板を支持する切梁の盛り替えが不要な工法です。切梁はアンカーボルトにてRC橋脚に固定し、切梁部に先行プレートを施工しておくことで、切梁の盛替えが不要となり、連続施工することが可能で安全性、施工性、及び品質が向上します。さらに、抜き取り可能なアンカーボルト(Rアンカー)を用いることで、作業完了後にアンカーボルトを簡単に抜取ることができ、完全撤去が可能です。

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ダブルツインビーム工法

ダブルツインビーム工法は、鉄道橋梁の架け替えにおいて、列車の軌道上を自走し、装置の前後に搭載したダブルツインビームを用いて橋梁の撤去・架設工事が可能となる新しい工法です。都市部や河川上等、大型クレーンを配置することが困難な場合でも、車両基地から軌道を利用して新設橋を運搬し、現地にて既設橋の巻き上げおよび収納、新設橋の架設、車両基地への帰還まで、1台で対応可能です。また既設橋の撤去から新設橋の架設まで、40分程度で完了するため、短時間の軌電停止時間内でも作業が可能です。

パンフ(NR)

ヒットロックK

ヒットロックKは、塗装された既設鋼構造物専用の高力ボルト摩擦接合面用に開発した錆促進剤です。
本技術では、既設構造物の接合面を電動工具で素地調整を行い、錆促進剤「ヒットロックK」を塗布することで赤錆を発生させて、設計で求められているすべり係数0.4を確保することができる技術です。
従来工法として、現場ブラスト工法が採用されていますが、本技術の活用により、研磨材の回収不要かつ騒音も小さくなり、作業効率が向上することで、周辺環境への影響抑制、工程短縮、経済性向上が図れます。

パンフ(NR)